内申点は入試でどう使われる?計算方法と地域ごとのルール

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前回は観点別対策の本質をお伝えしました。今回は「内申点が入試でどう使われるか」という話です。

住んでいる地域によってルールが異なります。
早めに知っておくと、志望校選びが変わります。


【全4回シリーズ・内申点の正体】
第1回:内申点の正体(https://naishin-up.com/naishin-ten-toha)
第2回:AAAでも評定4になる理由(https://naishin-up.com/naishin-aaa-demo-4)
第3回:内申点は入試でどう使われる?計算方法と地域ごとのルール(https://naishin-up.com/naishin-keisan-chiiki)
第4回:保護者にできること・内申コーチの話(https://naishin-up.com/naishin-hogosha-dekiru-koto)


目次

内申点の満点は、都道府県によって違う

まず前提として、内申点の計算方法は全国一律ではありません。住んでいる地域によってルールが異なります。

ただ、共通しているのは「評定をもとに計算する」という点です。

9教科 × 5段階 = 45点満点

これが基本の形。多くの都道府県はここを出発点にしています。


実技教科が「2倍」になる地域がある

音楽・美術・保健体育・技術家庭の4教科(実技教科)を2倍にして計算するルールもあります。東京都がその代表例ですが、同様の傾斜配点を採用している都道府県も少なくありません。

計算するとこうなります。

主要5教科(国数英理社):5点 × 5教科 = 25点 実技4教科(音美体技家):5点 × 4教科 × 2倍 = 40点 合計:65点満点

つまり実技教科のほうが、主要5教科より合計点が高い。

「体育が苦手だから損する」と思っている保護者の方が多いのですが、前回説明した通り、体育は運動の上手さだけで評価されていません。

審判をきちんとこなす、チームの作戦を考える、振り返りを書く。そういう動きができれば、実技教科で十分に点数が取れます。

逆に言えば、実技教科を軽視した子は、入試でかなり不利になります。


内申点と当日点、どちらが重いのか

公立高校入試の合否は、内申点と入試当日の学力検査の点数を合算して決まります。その比率も都道府県によって異なりますが、全国的な傾向としては以下の2パターンが多いです。

当日点重視(例:学力検査7:内申点3) 内申点重視(例:学力検査5:内申点5)

どちらのパターンかによって、同じ内申点でも「何点分の価値があるか」が変わります。

たとえば内申点1点の差が、当日点に換算すると2〜3点分に相当することもあります。

倍率が高い学校では、内申点の1点が合否を分けることは珍しくありません。


中1からカウントされる地域もある

内申点の対象学年も、都道府県によって異なります。中3のみを使う地域、中2と中3を使う地域、中1から全部使う地域。

千葉県や埼玉県は中1からの成績がすべて対象です。

「まだ中1だから関係ない」は、地域によっては大きな勘違いになります。

お子さんが今何年生であれ、早めに仕組みを知っておくことに損はありません。


中1から手を抜かない理由

都道府県ごとのルールは、早めに調べておくことをおすすめします。お住まいの地域の教育委員会のウェブサイト、または中学校の進路担当の先生に確認できます。

ただ、一つだけ絶対に避けてほしいことがあります。

「うちの県は中2からだから、中1の成績は関係ない」という考え方です。

中2からカウントされる地域でも、中1で勉強の習慣が身についていない子が、中2から急に動けるかというと、まずできません。内申点の計算に入らなくても、中1の授業の内容は中2・中3につながっています。土台のない状態で積み上げようとしても、崩れるだけです。

ルールを知ることは大事。でもルールを言い訳にしないことはもっと大事です。


結局、何をすべきか

内申点は積み上げです。一夜漬けで上がるものではない。毎回の授業、毎回の提出物、毎回のテスト。その一つひとつが観点別に記録されて、最終的な評定になります。

だからこそ、仕組みを早く知った子が有利です。何のためにこれをやるのかがわかれば、動き方が変わる。そして動き方が変われば、結果が変わる。

塾で教えてもらえることは、テストの点の取り方です。でも「なぜ内申点が上がらないのか」の本質は、仕組みを理解して自分で動けるかどうか、そこにあります。


次回(最終回)は「保護者にできること」と内申コーチの進捗管理の仕組みについてお伝えします。

→ 次回:保護者にできること・内申コーチの話(https://naishin-up.com/naishin-hogosha-dekiru-koto)


【全4回シリーズ・内申点の正体】

第1回:内申点の正体(https://naishin-up.com/naishin-ten-toha)
第2回:AAAでも評定4になる理由(https://naishin-up.com/naishin-aaa-demo-4)
第3回:内申点は入試でどう使われる?計算方法と地域ごとのルール(https://naishin-up.com/naishin-keisan-chiiki)
第4回:保護者にできること・内申コーチの話(https://naishin-up.com/naishin-hogosha-dekiru-koto)

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